水垣でーす!
今回はUFC286で行われるダイレクトリマッチとなるUFCウェルター級のタイトルマッチの話です!前回の試合が衝撃の結末だっただけに今回の試合を楽しみにしている方も多いと思います。難航不落のウスマンをハイキック一撃で落としたエドワーズ、その3試合目を考えてみようと思います!!よろしくお願いします。
Face to face once again 🔥
Go on stage for that @leon_EdwardsMMA and @Usman84kg faceoff pic.twitter.com/ROnE03r0Tx
— UFC (@ufc) March 16, 2023
お互い前回の試合をどう消化して臨むか
【レオン・エドワーズvsカマル・ウスマン2】を振り返る
前回の試合は簡単に言ってしまえばエドワーズの大逆転勝ちだったわけですが、たまたまハイキックが当たったーイェーイ!!で済む話ではないので、ちょっと振り返りたいと思います。
4Rまでのスコアカードはこんな感じ。で、やっぱり気になるのは1Rはエドワーズがとっているということで、終わり方の衝撃で忘れちゃってる人もいるかと思いますが、いきなりエドワーズが四つ組みからあのウスマンをテイクダウンしているんですよね。最後のあのシーンを除けば1番のシーンで、レスリング的な攻防ではウスマンには勝てないだろって思っていた水垣には衝撃のシーンでした!で、このシーンが最後のハイキックへの布石になっているのではと思っています。
四つぐみは安全地帯じゃない
打撃戦というのはいつ一発もらうか分からない強さもあり常に集中していないといけないシーンだと思います。試合だから当たり前だろっと思うかもしれませんが、25分も集中し続けるのは、トップ選手でも難しいのではと思います。(1.5流を自称する水垣にはとても無理w)いかに集中力を回復する場面を試合中に作ることができるかも、試合運びを考える上で重要な要素だと思います。打撃を優勢に戦える相手であればその打撃戦で集中力の消耗も抑えられますし、場合によっては回復もできるかもしれません。四つぐみというのはその場面としてはすごく使いやすいシーンだと僕は思っていて(僕もそんな感じで使ってましたし)自分が有利なポジションだと相手は必死に動きますし、逆に自分が不利であれば当然動く、四つみたいな状況は五部に近い状況でいきなりフニッシュされる可能性も低く丁度いいんですよね。当然ある程度自分がその組みに自信がある場合ですが。
その安息の地のはずの上体で組んだところから(正確には四つじゃなくて双差し取られてましたが)1Rいきなりやられてしまったウスマンにとって、休めるベースを失ったというある意味ラウンドを失った以上に大きいポイントだったと思います。その後のウスマンの組み方を見てもタックルでテイクダウンしていて四つは避けているようにも見えました。タックルでもテイクダウンは取れてポイントは稼いで行ったものの体力と集中力を削られていったような気がします。(まぁもちろんエドワーズも削られてるとは思いますが)
そんな中で迎えた5R、ギリギリ集中力を保っていたところにローブローでのタイムストップ。ここでギリギリだった集中力がポッと途切れたのではないでしょうか?まぁだからってあのハイキックをあそこで当てるってのも相当ですが、振り返ってもう一度見てみるとまた違った味わいのある1戦でした!
【レオン・エドワーズvsカマル・ウスマン3】展望
このダイレクトリマッチでのタイトル戦が発表されてときにはなんとなく、フィニッシュのシーンまでポイント的優勢だったウスマンが勝つかなぁっと思ったのですが、改めて前回の試合を見るとそんなことはないのかなっと、やはりポイントは四つでウスマンがペースをコントロールできるかどうかだと思っています。前戦でマウントまでいかれたシーンは両脇をさされてしまった状況だったので、この形に警戒しつつも四つに組んでペースコントロールできるかどうかだと思います。
スタンドでもジャブを上手く当てて、戦えるウスマンですがこの展開で集中力を削られるのはウスマンの方だと思います。逆にエドワーズは組まれても早めに突き放しテイクダウンされても早く立ちスタンドでの打撃の展開を長く戦えばウスマンは削れていき、大きなチャンスが訪れると思います。
もう一つは立ち上がりです。KOされた事を意識するウスマンと、テイクダウンされたことを意識するエドワーズがどちらが、自信を持って試合に望んでいるかが見れると思います。もちろん技術的にはお互い色々と対策を練っていると思いますが、実際に試合で相手と対峙したときにどうなるか、どちらが自分の力を信じて攻めに出ていけるか注目したいです!
ザ・トリロジー最終章💀
ウェルター級王座をかけてレオン・エドワーズとカマル・ウスマンが3度目の対決👊
【 #UFC286 | プレリム⏰1時30分📺 https://t.co/ggqe0NMuw3 | メインカード⏰6時📺 @wowowkakutogi & #UFCFightPass 】 pic.twitter.com/PBagUQr9EO
— UFC Japan (@ufc_jp) March 18, 2023
【放送予定】
UFC286ですが、
プレリムは3/19日曜日の深夜1:00からUFC FightPassとオフィシャルYoutubeで
メインカードは3/19の早朝6:00からUFC FightPassとWOWOWで放送されます!
水垣はUFC FightPassで解説しております!!よろしくお願いします!!
#UFC286 公式計量結果👉 https://t.co/fJ4uLPVJlq
明日・・・もとい今夜❗
開始時間は30分早まって25時30分⏰予定👀
プレリム📺 https://t.co/ggqe0NLWGv明日朝6時⏰メインカード📺 https://t.co/ZFAnt6xEXK pic.twitter.com/Zlk5XGaBku
— UFC Japan (@ufc_jp) March 17, 2023
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