水垣でーす！
今回は今週末に行われるUFC FigntNigntエルモントの見所などなどを話したいと思います。まずはメインの【オルテガvsロドリゲス】から。先日ヴォルカノフスキーvsホロウェイのタイトル戦が行われたばかりのフェザー級のトップランカー対決です。オルテガは前回の試合はヴォルカノフスキーとのタイトル戦であわや一本勝ちかと思わせるシーンを作りながら判定で敗れました。水垣的にこの【ヴォルカノフスキーvsオルテガ】の1戦は昨年のベストバウトだったのではと思っています！！まだ見てない方はぜひUFC Fightpassで見てから今週末を迎えることをお勧めします！一方ロドリゲスは前回ホロウェイに敗れています。お互い本当にタイトル取得に近いところにいる選手同士の対決ですが、お互い前戦では力の差を見せられての敗戦だったように思います。タイトル取得に向けてはお互い非常に大事な負けられない試合になっています。スタイル的には三角やギロチンなど極めのめちゃ強いオルテガに対し変則的な打撃の一発のあるロドリゲスという図式で、組みたいオルテガですがまずは自分のボクシングの距離で試合を作れるか大事になりと思います。ロドリゲスはリスクある大技はその後に組まれるという可能性を考えると出しにくくなる部分はあると思います。もちろんそれを抜いてもスタンドは強いので、まずはオルテガのボクシングvsロドリゲスの通常スタンドの勝負に注目です。そしてどこで自分の形を作るのかというところに注目です。
もう１試合注目しているのがセミでの試合【ウォーターソンvsレモス】の1戦です。僕は、このアマンダ・レモスという選手には非常に注目していて女子ストロー級とは思えない倒せる打撃を持っています。サイズも大きくフィジカル面でもかなり強いです。井上直樹選手のお姉さんでUFCで活躍する”ボス”こと井上みずき選手とも対戦しているのですが、一階級違うくらいのサイズ感で、強豪と戦い続けてるみずき選手が初めて打撃で効かされてという話も聞きました。前回の試合ではジェシカ・アンドラージにスタンドで肩固めを極められ少し実は最強幻想が崩れた部分もありますが十分タイトルを狙えるポテンシャルがあることには変わりません。非常に楽しみな選手です。その対戦相手が”カラテホッティ”ことミシェル・ウォーターソンです。この選手個人的に大好きな選手で、僕のUFCでの最後の試合になったサクラメントでの大会だったと思うのですが同じ大会に出て、メディカルチャックのタイミングか何かで一緒になって、写真とって貰ったり少し話したりしたのですが、めちゃくちゃ気さくでお子さんと一緒にキャッキャしてるのがめちゃくちゃ素敵で一気にファンになりました。ただ試合となるとそのきゃっきゃした感じとは真逆で激闘タイプでそのギャップも素敵です。スタンドで激闘している印象も強いですが、一番の強みは一本取れる寝技を持っていることです。レモス相手にTD取れるかどうかそれもスタンドの展開次第だと思います。
もう一人復帰後3戦目にを迎えるミーシャ・テイトにも注目してみてください。バンタム級のタイトルを取得した時もそうでしたが逆転で一本を取るというイメージが強い選手で、心を動かされる試合をします。今回は階級を落としフライ級での試合となるようで相手も前回フライ級タイトルに挑戦した実力者ローレン・マーフィーです。ミーシャの実績や今回の対戦相手を考えると勝てば王者挑戦も見えて来るのではないでしょうか？女子フライ級は王者が強すぎてチャレンジャーも一通り挑戦してしまっているような状況でミーシャ・テイトというタレントのフライ級挑戦は楽しみです！
今回の大会は日本時間では土曜から日曜に日付の変わる深夜0時からのスタートとなります。メインカードは深夜3時からと少し日本からは見にくい時間となりますが、UFCFightPassでは後からでも見れますのでぜひご覧くださーい！！
*今大会は英語での配信のみとなります。
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